レビューとか始めてみようかな、と思ったり
My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド
- 作者: Chad Fowler,でびあんぐる
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2006/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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買ったときはどんな内容か気にせずに買っちゃったんですよね
どこか有名なブログで紹介されてた気がしたのと、表紙のインパクトにやられたのと2つの理由で購入しました(値段もそこまで高くなかったですしね)
んで、タイトルから勝手にオフショア開発とはこういうものだ!(バーン)みたいな内容を想像してたんですが、良い意味で裏切られました。
この本は、「これからのオフショア時代に対して、どのようなエンジニアになれば職を失わずに済むか」という視点で書かれています。
基本的には自分を高めるための本なのですが、「職を失わないため」とはっきりと書いてある本は少ないのではないのでしょうか?
内容はというと、50以上の格言とともに、生き残るための方法が書かれています(そのどれもが素晴らしい)。
そのため、ちょっとずつ空いた時間に読み進めやすかったです。
全部で6つの章に格言がそれぞれ分類されているのですが、おいらの言葉で簡単にリスト化すると
- 自分の技術の方向性を選び、絞る
- 学ばなければならない、ということに気づく
- できること、気づいたことはすぐに行動する
- エンジニアリングだけでなく、ビジネスも学ぼう
- 現状に満足しない
- ブリッジエンジニアとしての能力を高める
といった感じですかねー
もちろん内容によっては、他の格言と逆の事を言ってる場合があります。
例えば、「万能選手になろう」と「スペシャリストになろう」みたいな感じです。
もちろん内容を読めばどちらにも通じることがあるのは分かるのですが、自分の立ち位置を決めることの重要さが説かれているようにも思います。
オフショア開発と関係なく自分のために役に立つこと満載だったので、生かしていけたらと思います。
裏表紙に格言が全て載っているので、あとで読み返すときも先にそれに目を通せるのがお気に入り:-)
これから自分の技術に迷いが出たときにぱらぱらと読んだりすることになりそうです。