だらだらやるよ。

こげつのIT技術メモ

Sandcastleを試してみました

ちょこちょこ詰まったけど、とりあえずHTMLヘルプファイルの生成までできました。
というわけで、C#ソースコードからAPIドキュメントを作成する方法のまとめです。
作成した環境はVisualStudio2005です。

まずSandcastleCUIのツールなので、通常だとコマンドラインから操作する必要があります
あとはバッチファイル作ったりだとか、NAntから操作したりとかですね。
でも僕はとりあえず今のやつを簡単に出力したかったので、SandcastleGUI操作ツールである、Sandcastle Help File Builderをつかいました。

ダウンロード

HTML Help WorkshopをMSのサイトからダウンロード

HTMLヘルプファイルを作成するのに必要なので、以下のリンクからダウンロードします
http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms669985.aspx
ここから、Download Htmlhelp.exeのリンクをクリックすればOKです

SandcastleSandcastle Help File BuilderをCodePlexからダウンロードする

今回使用したバージョンは
Sandcastle January 2008 Release(http://www.codeplex.com/Sandcastle/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=9921)*1
Sandcastle Help File Builder 1.6.0.4 Production(http://www.codeplex.com/SHFB/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=9848)
です。

インストール

SandcastleとHelp File Builderはインストーラがついてるので、そのままの設定でインストール
Help Workshopは、自己解凍形式なのでそのままデフォルトのパスに解凍します

これでインストールは完了です

ドキュメントを生成するための準備

クラスファイルにXMLコメントを記述する

クラスの宣言や、メソッドの宣言の上の行で、C#ならスラッシュを三回入力すると雛形が生成されます

プロジェクトの設定

プロジェクトを右クリック→プロパティ→ビルドタブ→出力の、XMLドキュメントファイルにチェックを入れます

ビルド

この状態でビルドすると、出力ファイルの隣に同じ名前のxmlファイルが出力されます。

HTMLヘルプファイルの出力

Sandcastle Help File Builderを起動する

右側にあるAddボタンを押して、dll,exe,xml何れかのファイルを追加します。dllを追加するとxmlも自動的に読み込まれるようです。
そして、このままだと日本語が表示できないので、言語のプロパティは変更しておきます
Help FileのLanguageを日本語(日本)に変更すればいいだけです。

あとはビルドボタンを押して終了
PathsのOutputPathに入力した場所にヘルプ形式のファイルが出力されます。


他にも色々できそうですが、とりあえず今日はここまでで終了。
誰か全部和訳してたりしませんかね。。。

*1:最初MSのダウンロードセンターへのリンクを見つけて、そちらから落としたのですがHelp File Builderで動かなかったので、CodePlexからダウンロードしました