だらだらやるよ。

こげつのIT技術メモ

Google 技術講演会 in 京都にいってきました。

楽しかった!バッジとTシャツもらっちゃいました。ふとっぱら!


http://services.google.com/events/kyoto-techtalk2008
久しぶりの京都は暑かったー
id:fd0と京都駅で待ち合わせて一緒に行きました:-)ありがとうありがとう
先日飲み屋で偶然知り合った人が来ててびっくりしたりとか初めて話す人がいたりとかで楽しかった!

というわけでざらっとレポを。

  • 開場まで
    • ちょっと早く着いたのでロビーでコーヒー
    • 開場時間の前に既に長蛇の列が!
    • 通された会場で飲み物とかもらって、歓談
    • テーブルの上にあるバッジを貰った!ぴかぴか光るやつ
    • 16時に別室に移動、講演会開始
    • 別室に行くとビデオ流れてる。Googleの社歌?楽しそうに歌ってるビデオで面白かった
  • Google モバイルプロダクト
    • なぜモバイルか?
      • 全世界で30億以上のユーザが使用している(PCはその半分くらい)
      • Googleの全てのプロダクトをモバイルで使えるようにする
    • Googleモバイルプロダクト
      • 検索機能
        • 検索の際に、ユーザの位置情報も使用している
        • 急上昇ワードの表示、最近急に検索回数が増えたもの(テレビで取り上げられたりすると増えるみたい)
      • 検索API
        • audocomoへ検索機能を提供している
      • Google Maps
        • docomoのアプリとして提供している。
      • Gmail
        • 日本語、3キャリア顔文字対応
      • YouTube
        • au,docomoで対応
        • 日本のユーザが多いため外すことはできない
    • Android
      • Open handset alliance
        • 各メーカが提携する
      • オープンとは
        • ハードウェアメーカやキャリア、ソフトウェア開発者、ユーザにとってオープンで、それぞれにメリットがある
      • メーカやキャリアにとってオープン
        • ソフトウェアスタックが全てオープンソース
        • システムイメージを誰でも構築できる
      • 開発者にとってオープン
        • ソフトウェアのリリースが自由
        • 特定の業者だけが扱えるような隠しAPIなどは存在しない
        • 電話帳など、基本の機能も含め全ての機能を拡張、置換、連携させることが可能
      • ユーザにとってオープン
        • PCのように、設定をカスタマイズして使用することができる
      • ソフトウェアスタック


  • GoogleマップUGC - "このエリアを散策"
    • UGC(User Generated Content)
    • 世界中の情報を収集して整理する。地理的に。
      • 航空データ、地図データ、電話帳、パートナ企業からの情報を収集し、整理している。
        • グーグルが地理的な全ての情報を集めるのは難しく、それぞれの地域の人の協力が必要
      • そのためにグーグルが提供するもの
        • ベースマップ
        • コンテンツ作成ツール
        • 作成した情報の整理、提供
        • 3Dモデリングツールも用意している

    • GoogleMapsAPIについて
      • APIを提供しはじめたきっかけ
        • GoogleMapsをリリースした後に、不動産情報を表示するアプリを作ったのを見つけたのがきっかけ(APIはなくjsを解析して作成した。規約違反)
        • APIの必要性に気づき、リリース

    • 今提供してるAPIの紹介
      • Mapsの上にYoutubeのビデオのせれる
      • 3Dモデルのギャラリー
      • googlePhoto→マイマップに表示

    • マイマップ機能
      • ユーザが地図に場所とルートを作成することができる
      • 他のユーザと共有することも可能

    • 新しいサービスができるまで
      • 必要な情報をそろえ、デモを作成する(UIはAPIを使って適当に)
      • フィードバック
      • 技術的な問題の解決
  • はてなのサービスと Google API / はてなの開発体制
    • はてなのサービス、ポリシー
      • サービスを使って人生を豊かに
      • 新しい価値をネットに
        • ただ消費するコンテンツだけでなく、そこからコミュニケーションを通じてユーザにとって価値を生むようなサービス

    • なぜWebAPIを使うのか、公開するか
      • APIを使う開発というのは巨人の肩に乗るようなもの
        • インフラが既にあるおかげで、すぐに作ることができる。
        • 地図データが高かくて作れなかったものが、GoogleMapsAPIで作れるようになった
      • APIはデータをオープンにし、ユーザに安心してもらえる
        • データはユーザの物
        • 自分たちの想像を超えるアプリケーションを見てみたい
      • APIを使用した例
    • はてなの開発体制
      • 勢いから組織力
      • ウェブ開発が高度化している(UI、インフラ、データ)。きちんとしたものでないとユーザに使ってもらえない
      • 昔のゲームと今のゲームを例に出して、それに似ているのではないか
      • チームは4〜5人、監督とプレイヤ、プレイヤはそれぞれのレイヤを専門的に担当する

    • 科学の追求
      • 「科学は、何かを10%や20%良くするのではなく、100倍良くする可能性を秘めている。」SUNのCEOの言葉
      • 科学とサービスの融合
      • 普遍的なサービス。京都に戻ってきました。
  • Google におけるエンジニアの日々とリサーチ
    • 1-800-GOOG-411
    • 開発体制など
      • 作業内容
        • ソフトウェアを書く
        • バグ対応する(夜中3時とかでも)
        • サポートもする
        • 論文も書く
      • チームでの開発
        • 1人での作業というのはあまりない
        • みんな働き者なのでちょっとプレッシャー
        • 他のオフィスの人との作業もある
      • コード
        • 全てのドキュメントが閲覧できる
        • コードを書いたら、レビューしてもらってからチェックイン
        • マネージャは少ないしあまり偉くない


  • 質疑応答
    • アンドロイドはいつ出るの?
    • 優秀な学生はみんな東京に行っちゃう。京都にもGoogle開発拠点作って!
      • はい、胸にしっかりと刻みました
    • GoogleMapsとEarthのこれから
      • ひとつの成果として、GoogleEarthをブラウザからプラグインで動かすことができるようになっている
      • MapsもEarthもそれぞれ得意分野があるので、それを生かしながら伸ばして生きたい
    • Googleにとって脅威となりそうな企業は
      • 分からないけど大丈夫だよ!
      • Googleではエンジニアが競合や売り上げなどを気にする必要がない。ユーザにフォーカスした開発を行うことができる。
      • これからスタートしようとしているベンチャーがライバルとなる可能性がある
    • Googleの3Dデータの扱いについて将来は
      • まだあまり考えていない
      • ユーザが作成したデータを見ているが、「おぉっ」と思うようなものがある
    • GoogleAPIの公開について
      • Mapsについて言えば、APIの開発部隊は別
      • 社内でもAPIをもっと公開するべきだという意見がある
      • MapsもAPIの提供だけでいいんじゃないかという意見も
      • できるだけOPENにしたいと考えている

  • 懇親会
    • グーグル色のカクテルが!
    • アンケートを返却するとTシャツがもらえました
    • くじ引きは当たらず(賞品はフォトフレームとサイン入りBinaryHacks)
    • 何人かの方と名刺を交換させていただいた。ありがとうございますー