アート・オブ・SQL読んだ
これは良い本!
ある程度DBを使って開発してる人や、所謂DBAの人向けのSQLの本ですね、ある程度SQLを触ってない人だと難しいかも。
テーブルの結合や、インデックスなどの、クエリのパフォーマンスをチューニングするコツをわかりやすく解説しています。
僕は今までなんとなく少ないテーブル同士を結合させたほうが早いよなぁとか、結合する前にWHEREで絞っておいたほうが早いよなぁ
とか漠然と思っていたのですが、その考えを肯定してくれたのでとても良かったですね。
あと、ビューをはさむと遅くなるとか、できるだけ1回のクエリで処理を終わらせてしまえるほうが良いとか(接続って結構時間かかるのです)
で、そういうすぐに役立つ話のほかに、僕が面白かったのは以下の二つ
- データ構造的に正しくないテーブル(非正規化されてたり、第一正規形のままのテーブル)に対して、普通に見えるように扱えるクエリを書く方法やその逆。
- DBMSで、階層化されたデータを扱う方法
DBを使ったプログラム書いている人には是非読んでもらいたいほんですね!
アート・オブ・SQL ―パフォーマンスを引き出すSQLプログラミング手法
posted with amazlet at 08.11.20
ちなみに、オライリーから他に出ている、SQLハックスとSQLクックブックも良著ですが、この2つはどちらかというと実践的な本ですね。
手元に置いておくと、ちょっと複雑なSQLが必要になったときに役立つかもっていう感じの本です。
SQL Hacks ―データベースを自由自在に操るテクニック
posted with amazlet at 08.11.20
SQLクックブック ―データベースエキスパートのための実践レシピ集
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